01月08日のスクラップから
間があき、失礼しました。
猫は徐々に体重を増やし(今日で2キロ)、
上手くいけば前回よりも早くに帰って来られるかも、という感触です。
んでもって、猫の入院と同時に仕事がドカンと忙しくなり、
クラクラしています。
そんなわけで、今回の巡回はやや縮小です。
あと10日ほど、忙しさ(とその合間を縫っての猫見舞い)のため、
更新が飛び飛びになるかもしれません。
ご了承のほど、お願いします。
【GM(遺伝子組み換え技術)と資本主義】
01月06日 MONEYzine(yahoo! 経由)
金融危機の次は食糧危機の到来か 遺伝子組み換え作物の光と影
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090106-00000000-sh_mon-bus_all
斜め読みではなく、最後までじっくりと熟読するのを推奨。特に後半が重要なので。
>こうしたGM作物用の種子マーケットを牛耳っているのはモンサント、デュポン、ダウケミカルの3社。特に新種の種子を大量に開発し、特許を押えているのがアメリカのモンサントである。世界最大の種子メーカーに他ならない。
>さらに言えば、GM作物は農家による自家採取ができないため毎年種子を購入し続けなければならない。これこそ種子メーカーにとっては「一度GM作物に転換させてしまえば半永久的に種子の売り込み先が確保できる」という美味しいビジネスが成り立つのである。そのために種子メーカーでは1回しか実を実らせない種を人工的に作り出している。
>しかもこれらのGM作物の種子の値段は従来のものと比べれば数百倍から数千倍という法外に高い値段で売られている。販売する側に言わせれば「それだけ高い値段であっても労力が節約でき、しかも収穫量が飛躍的に伸びるので、十分すぎるほどの利益が確保できるはず」と売り込み攻勢は強気そのもの。
ここんところ。こういう経済面での話、推進派のヒトビトは飛ばしがちなんだけれども、なんでだろうな。
個人的には、生物資源の多様化を保全するという面(生物多様性のもんだい)でGM技術には不信感がバリバリなんだけれども、そうした面抜きでも、たとえば自給率やニホンの農業の将来性というものを考えた場合も、こういう一面的な「農業製品」ではなく、その地に根ざした地野菜や地の生態系に合った生物に将来性を見出すような、そういう技術がもっと必要なんじゃないかな、と思ったり。
【新種!】
01月05日 ナショナル ジオグラフィック
新種のピンクイグアナ発見
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009010601&expand
今週、各紙を賑わせたビッグな動物ニュースを、ナショジオから。
>しかしながら、ピンクイグアナの未来は必ずしもバラ色ではない。ジェンティーレ氏のチームは、ピンクイグアナの個体数が憂慮すべきほど少ないと指摘している。
>「イサベラ島に持ち込まれたノネコ(野生化したイエネコ)がピンクイグアナの子どもをエサにする可能性もあれば、ヤギが食料をめぐる生存競争のライバルとなることもあり得る。新しく認定された種の調査・保護活動を続けるためには、資金が絶望的に不足している。絶滅する前に最善を尽くさなくては意味がない」
やっぱり、発見即薔薇色、とはならない件。というか、今の世界、もう発見即絶滅危惧種確定、的な事例がほとんど(涙。
【動物系】
01月06日 共同通信(goo経由)
クマ捕獲激減、人里に近づかず 殺し過ぎ心配の声も
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2009010601000519.html
01月06日 日経エコロミー(共同配信)
クマ人里に近づかず 捕獲は最多06年度の3割
http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN001Y209%2006012009
身内が木こりなのでクマの害に対する懸念は他人事ではないのだが、かといって絶滅は嫌だ。すごく。生きてくれ。
01月07日 中日新聞(yahoo! 経由)
豊橋でウミガメ保護の整備工事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000001-cnc-l23
>台風などで露出した3段積みの消波ブロック(1段は高さ約1メートル、幅1・8メートル、奥行き1・8メートル)が壁になり、アカウミガメの上陸・産卵の邪魔となっていたため、ブロック上段を撤去し、30−50メートル後方に移設。海岸の浸食を防ぐための緩傾斜堤に造り替える。
地元のNPOなども調査をし、その結果を積極的に活かしている模様。カメのために、ここはひとつ頑張ってほしいところ。
01月07日 朝日新聞
オオワシ鈴なり 好物は「ホッチャレ」 北海道浜頓別
http://www.asahi.com/national/update/0107/TKY200901070158.html
オオワシが一度にこんなに! という写真。オモロいぞ。
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