今日のトピックス、「沖縄県、自然エネ協参加検討」「世界のエコ空調事情」「世界の鉄道利用距離ランキング、日本2位」「高校生、絶滅危機のカザグルマ培養に成功」「アカウミガメ」「ワイオミングの野生馬」、など。

横たわったウチの茶トラが、妙にまんがチックな猫に見える件について。
いや、彼も暑さでまいっていたようで、横になってデレデレっとしていたわけなんですが。


飼い主も、バテ気味です。スクラップを。


◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆ 

08月03日 10:10 琉球新報yahoo! 経由)
自然エネ協参加検討 県、石油依存軽減に向け 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110803-00000007-ryu-oki

参加してへんかってんか。すっかり沖縄は入っ取るもんやと思ってたが。

>県産業政策課は「沖縄は1次エネルギーの99・8%を化石燃料に依存しており、次世代型新エネルギーの導入拡大に向けた取り組みは、当然のことながら可能な限り実施する」と説明。「同協議会の中身が十分に分からず、即(参加の)判断はしかねる」とした上で、「県が掲げるエネルギー戦略の加速につながるものであれば、ぜひ一緒にやっていきたい。参加を前向きに検討している」とした。 

>県エネルギービジョンでは新エネルギーの導入を2030年までに10・0%(05年0・2%)に拡大、石油依存度の15%軽減などを目標に掲げている。 


08月04日 ナショナル ジオグラフィック
太陽光と併用、エコ空調の最前線 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011080401&expand

メモ。というか、引用より、上リンクへ。

(同類)
08月04日 ナショナル ジオグラフィック
熱利用エアコン、エコ空調の最前線 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011080402&expand



◆ ◆ジンルイの移動とエネルギー消費◆ ◆ 

08月03日 11:05 AFPBB
世界の鉄道利用距離ランキング、日本が2位 
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2817984/7597206

これはちょっと褒めてもええのんとちゃうかな。

>スイス公共交通情報サービス(Swiss Public Transport Information Service)が2日に発表した各国の国民1人当たりの鉄道利用距離(年間)を比較したランキングで、トップはスイスの2258キロ、2位が日本の1910キロだった。 

国際鉄道連合(International Union of Railways)のデータに基づいたランキングで、3位はデンマークの1322キロ、4位はフランスの1320キロ 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

08月03日 04:00 カナロコyahoo! 経由)
中央農高草花部の和泉さん、絶滅危機のカザグルマの培養に成功/海老名  
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110803-00000002-kana-l14

大したもの。

>絶滅の危機にある日本在来種のカザグルマの器官培養に、県立中央農業高校(海老名市中新田)草花部の部長、和泉桂さん(17)が成功した。培養成功率はまだ2%なものの、バイオテクノロジーによる増殖のめどが立ったという。 

カザグルマ キンポウゲ科クレマチスの一種で日本在来種。県レッドデータブック絶滅危惧種に指定。県内では相模原市などが数少ない自生地となっている。 

ただ、記事内にある、観賞用云々の部分は、どんなもんやろか。


08月04日 10:50 琉球新報yahoo! 経由)
アカウミガメ ふ化確認 民泊の福島児童ら放流 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110804-00000014-ryu-oki

大宜味村の海岸で7月28日午後9時ごろから、アカウミガメ20〜30匹のふ化が確認された。陸側に近い砂浜の草場に産卵されており、絡まって海に帰れなくなることを避けるため、日本ウミガメ協議会会員の米須邦雄さんらが保護し、地域の子どもたちとともに放流した。 

>ウミガメの子どもは光に反応する性質があり、海に向かっていても、海岸沿いの国道にある街灯の光を浴びると向きを変えて国道側に進んでしまい、海にたどり着けずに死ぬことがあるという。 

生キロ!



◆ ◆その他 野性動物系◆ ◆ 

08月04日 ロイター
ワイオミング州の野生馬駆り集め、保護訴訟で延期に 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011080400338

うーん、全然状況が判らないので、自分用メモとして。

>米国の野生馬保護団体が2日明らかにしたところによると、連邦政府の土地管理局(BLM)は今月ワイオミング州で実施する予定だったマスタング(野生馬)の駆り集めを延期した。  

>駆り集めは、同州の70万エーカーを超える公有地にいるマスタングの生息数が増えすぎたため、それを減らす目的で16日に開始される予定だった。しかし、保護団体に訴訟を起こされたため、駆り集めを少なくとも9月まで延期することに同意した。


◇ ◇ ◇

と、今日はこの辺で。
明日の更新は未定です。
それではまた、次回に。

. 

今日のトピックス、「温暖化でヒマラヤ氷河が消滅」「荒尾干潟ラムサール条約登録へ」「トラの移住?」「カメ密輸の日本人」「ケニア、ボニ・ドドリの森の野生動物たち」「動物に耳栓?」、など。

少し立てこんでいるため、少々手抜き気味で。
何かとすみません。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

08月02日 10:39 ロイター
ヤラなどのヒマラヤ氷河は消滅へ=名古屋大大学院准教授 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011080200241

何度も言われてきていることやねんけども。

>2日付の米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された名古屋大学大学院の藤田耕史准教授らのチームの研究論文によると、ヒマラヤの氷河は過去40年間、地球温暖化の影響で縮小しており、このうち湿度が高く、標高の低いところにある二つは今後消滅してしまう可能性がある。 

>ネパール中部のヤラ氷河と同東部のAX010氷河のこの10年間の縮小ペースは1970年代と80年代に比べて加速している。 

>それによると、ヤラ氷河は2000年代に入ってから年に0.8メートル、AX010は0.81メートルの割合で小さくなっている。70〜90年の縮小ペースはそれぞれ年に0.68メートル、0.72メートルだった。 



◆ ◆日本の水環境、湿地帯◆ ◆ 

08月02日 15:55 毎日新聞yahoo! 経由)
荒尾干潟:水鳥の飛来全国2位 ラムサール条約登録へ /熊本 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110802-00000227-mailo-l43

>荒尾干潟は08年春の同省の調査で、シギ・チドリ類の飛来数が6492羽あり、国内第2位。登録に関しての基準9項目のうち6項目を満たしており「九州・山口の60候補の中で、6項目も満たした候補地は他にない」(同環境事務所)という。 

>荒尾干潟は国内最大の干潟で1656ヘクタール。福岡県大牟田市の三池港南防砂堤から長洲町の長洲港北防波堤までの南北9・1キロ。 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

08月02日 11:42 時事通信yahoo! 経由)
スマトラ生息のトラ移住計画実行=インドネシア製紙会社〔BW〕 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110802-00000008-jijc-biz

また、できもしないことを。

インドネシアの製紙大手アジア・パルプ&ペーパー(APP)は、南スマトラ自然資源保全局(BKSDA)とスマトラトラ保全基金(YPHS)と協力してスマトラ島に生息する絶滅危惧(きぐ)種スマトラトラの移住計画を進めていると発表した。南スマトラにあるAPPの林業用地でトラと人間との衝突リスクが高まっていることを受け、トラの保護と今後の地域住民との軋轢回避を目的に、トラを捕獲して新たな生息地へと移住させる。現在1頭が捕獲され、新生息地への移送は8月に予定されている。 

>【編注】この記事はビジネスワイヤ提供。英語原文はwww.businesswire.comへ。 

移住先できちんと生きていけるかどうか、ほとんど絶望的な想像しか浮かばないねん。


08月02日 19:51 AFPBB
カメ密輸の日本人、罪状認める 米裁判所 
 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2817845/7595325

ワシントン条約(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora、CITES)で保護されたカメ55匹を米国に密輸しようとしたとして、米国で密輸の罪に問われた日本人のヤマガミ・アツシ(Atsushi Yamagami)被告(39)が1日、罪状を認めた。米司法省が1日、声明で発表した。判決は10月31日。最高で禁錮20年の実刑判決が言い渡される。 

>ヤマガミ被告とともに逮捕された同じく日本人のウシロザコ・ノリヒデ(Norihide Ushirozako)被告は、すでに5月に罪を認めており、2日に判決が言い渡される。 

個人的には、もっと厳しい罰でもええのんとちゃうかと思っとる。


08月02日 ナショナル ジオグラフィック
アフリカヒョウ、ケニアの野生動物 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011080201&expand

08月02日 ナショナル ジオグラフィック
ヤマアラシケニアの野生動物 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011080203&expand

08月02日 ナショナル ジオグラフィック
カラカルケニアの野生動物 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011080205&expand

08月02日 ナショナル ジオグラフィック
アフリカゾウケニアの野生動物 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011080206&expand

08月02日 ナショナル ジオグラフィック
アフリカライオンケニアの野生動物 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011080207&expand

>ロンドン動物学会(ZSL)によれば、農地開発や炭焼きのために樹木が伐採され、アフリカゾウの生息域は縮小しているという。 (ゾウ)

>また、近くのラム島では鉄道、大型港湾、空港の建設計画が進んでおり、森の生態系はさらなる危機に直面している。  (ゾウ)

>面積ではアフリカ大陸の約15%に生息する野生動物の象徴的な存在だが、個体数は減り続けている。エサとなる草食動物の減少に加え、住民や家畜との競合などによる無差別な殺害も一因となっている。 (ライオン)



◆ ◆その他 動物系◆ ◆ 

08月02日 10:35 ロイター
米保護施設が動物に耳栓や精神安定剤、ロック祭の音量対策で 
 http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-22484620110802

つか、そもそも全ての動物に耳栓などできるものなんやろか……?

>ロックを聞くことが動物たちに悪影響を与える可能性があると懸念するデビッドソン氏は、耳あてや精神安定剤を用意するほか、静かなクラシック音楽を施設内に流すことを対策として検討。安定剤投与などの判断は獣医が行うという。 

???


◇ ◇ ◇

今日は簡易更新ということで、すみません。
というか、今月はちょっと集中力が持たなそうなのですが。
原発関連報道スクラップの方が物凄く気になっているのですが、
そこまで手が回らず。困ったものです。


ともあれ今日はこの辺で。

.

今日のトピックス、「インドのトラ生息数調査」「ヤギで草むしり」、など。

明日は更新できなさそうなので、今日の分だけでも。
それにしても、原発さん関連スクラップの溜まり具合が恐ろしいことに……


◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

08月01日 08:00 インド新聞(yahoo! 経由)
インドのトラ生息数、約20%の回復:生息地面積は12.6%減 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110801-00000000-indonews-int

危機的状況は去ってないねんけどな。

>環境森林省は28日、インドのトラ生息数が増加に転じたとする報告書を発表した。報告書によると、インドのトラ生息数は1,706頭で、前回調査の2006年の1,411頭から約20%の増加となった。増加は、各生息地における個体数の増加および西ベンガル州スンダラバンズなどの生息地が新たに調査対象に加えられたことによる。 

>しかし、報告書はトラの生息地面積が前回の調査から12.6%減少していることなどを指摘し、インドのトラは依然として危機的状況にあると警告している。 

数が増えたのは、調査地域の追加によるもの。むしろ生息地の減少の方が問題。



◆ ◆本日の、参考。◆ ◆ 

08月01日 17:02 AFPBB
エコでかわいいヤギが人気、米最新草むしり事情 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2817525/7590903

ヤギ・ヒツジ系は子どもには受けるやろな。

メリーランド州ダビッドソンビル(Davidsonville)を拠点とする企業、エコ・ゴーツ(Eco-Goats)のブライアン・ノックス(Brian Knox)氏によると、お腹を空かせたヤギは大量の草を食べるので、雑草や侵入植物をきれいに食べてくれる。しかも芝生の肥料になるふんを残していってくれるという。 

>エコ・ゴーツ社が事業を始めてもう3年。顧客が草刈りを希望する場所の周囲に電気柵を設置して、ヤギ数十頭を数日間そこに放し、雑草をヤギに食べさせるサービスを提供している。 

>一方、メリーランド州ゲイサースバーグ(Gaithersburg)では、自然保護活動グループ「イザークウォルトン・リーグ・オブ・アメリカ(Izaak Walton League of America、IWLA)が、市当局と提携して公園の有害植物をヤギに食べさせるプロジェクトを始めた。 

>IWLAのレベッカ・ウォルダー(Rebecca Wadler)氏は「とても革新的で、持続可能な侵入植物の駆除方法よ。作業中はかわいいヤギたちと一緒にいることもできるし」と同プロジェクトについて語った。 

外来種駆除になる「こともある」。メモ。


◇ ◇ ◇

外来種だけ選んで食べてくれる草食獣がいればいいんですが。
哺乳類でなくてもいいかも、と思いましたが、
飼育下に置いてコントロールできないといけませんね。
となると、やはり哺乳類か……


今日は、この辺で。
それではまた、次回に。

.

今日のトピックス、「残留性有機汚染物質、温暖化で増」「NYと太陽光」「北アフリカでメガソーラー、欧州へ送電」「太陽光補助金」「ニホン、再生可能エネの特許の55%を占める」「節電で減る冷え性」「9.11テロの粉じんとガン発症の関係」「五木ダム中止へ」「ダム撤去でサケは戻るか? 米」「ツンドラ火災で温暖化促進」「ヴェトナムの希少テナガザル」「温暖化で死ぬホッキョクグマの子」「象牙」「希少ガメ売買逮捕」「国際コウモリ年」「サンゴのゲノム」「ウミガメ」「新種!」、他

かなり長いこと放置しました、すみませんでした。
今も本調子ではありません。
体調が、ということではなく、時間配分モロモロの方面で。
8月いっぱいは、更新がかなり不定期になります。
というか、これまでもそうでしたが……1週間以上あけないようにしたいのですが。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

07月26日 15:44 AFPBB
【図解】食品の二酸化炭素排出量 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2816222/7562795

AFPがかなり見やすい図解を作成してくれた。使える。


07月26日 15:55 AFPBB
残留性有機汚染物質、温暖化で北極圏の氷から大気に 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2816085/7559255

温暖化で、化学物質汚染が悪化する、という話。

>自然分解されにくく、生物に蓄積して人体や生態系に害を及ぼすとして、2001年に採択されたストックホルム条約(Stockholm Convention)で製造や輸出入が禁止された残留性有機汚染物質(Persistent Organic Pollutants、POPs) が、地球温暖化の影響で、蓄積していた北極圏の氷原や氷雪から溶け出しているという報告が24日、科学誌「Nature Climate Change」に発表された。 

>POPsは非常に分解されにくく、自然分解には数十年かかる。また生物の体内に蓄積しやすく、食物連鎖で上位に行くほど濃度が高くなり、上位の生物の生殖能力に脅威を与える。さらには、水に不溶性で揮発性も高いため、気温が上がれば土壌や水から容易に大気中に広がっていく。 



◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆ 

07月26日 14:02 CNN
太陽光発電に力を入れるNY市、建物の3分の2は対応可能 
 http://www.cnn.co.jp/business/30003491.html

>ニューヨーク(CNNMoney) ニューヨーク市にある建物の約3分の2は太陽光発電に適しており、もしそのすべての屋上に太陽光発電パネルを設置すれば、快晴時には市内の電力需要の半分をまかなえる――。 

>この理想は、まだ実現にはほど遠い。 

>市の電力需要は1万3000メガワットに達することもあるが、太陽光発電の供給量はまだ6メガワットのみ。しかしニューヨーク市立大学の研究者によれば、この数字は過去1年で倍増し、2015年までにさらに5倍に増える見通しだという。 


07月26日 21:47 毎日新聞yahoo! 経由)
<欧州諸国>北アフリカなどで太陽光発電 ケーブルで送電 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110726-00000106-mai-int

メガソーラーか。やっぱそういう発想になるねんな。

>発電の主力は、トルコの1万メガワット、モロッコチュニジアの各2000メガワットなど。送電は、モロッコ→スペイン▽チュニジアシチリア島(イタリア)→イタリア本土など、アフリカとEU間だけで海中送電線の長さは計3000キロとなる。 

>EUでは90年代に電力自由化が進んだことを受け、海底送電線も含め、各国の送電網が縦横につながる。過不足の電力を互いに融通しあうシステムで、電力取引市場も整備されている。22年までの脱原発を決めたドイツは、仏やチェコなどから電力供給を受けるほか、国民投票原発再開を見送ったイタリアも仏から電力供給を受けている。 


07月27日 00:36 朝日新聞
太陽光発電の補助額3倍に拡充 福井・越前市、8月から 
 http://www.asahi.com/eco/OSK201107260210.html

他の行政でも増えていくとええねんけどな。


07月31日 毎日新聞
再生可能エネルギー:特許、日本最多 世界の55% 実用化技術力は遅れ 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/07/20110731ddm003040100000c.html

世界知的所有権機関(WIPO)の調査を踏まえて同省が調べ、中央環境審議会に報告した。中国は91〜06年、その他は70〜00年代を対象に調べた結果、日本での特許出願が55%で、米国21%▽欧州7%▽複数国で有効な国際出願7%▽韓国7%▽中国3%と続いた。 

>日本での特許出願のうち、太陽光発電・太陽熱などの太陽エネルギーが57%と最多で、水力14%▽バイオエネルギー12%▽風力8%▽地熱5%▽海流や潮の満ち引きなどを利用する潮力や波力4%。 

なのになぁ。



◆ ◆やればできる省エネ、最近流行りの節電◆ ◆ 

07月31日 13:56 朝日新聞
節電歓迎、冷え症の女性たち 電車など「寒い」苦情激減 
 http://www.asahi.com/special/10005/OSK201107300188.html

>「冷え」に詳しい東京女子医大青山自然医療研究所クリニックの川嶋朗所長は、「昨年までの電車内や施設の設定温度は低すぎたのでは」という。 

国立文楽劇場大阪市浪速区)も館内の温度を1〜2度上げて26〜27度に。演目によっては観劇は3、4時間の長丁場になる。昨年までは週に数人、「体が冷え切ってしまった」と訴える女性客がいたが、今年は、苦情はゼロ。「暑いという方もいますが、扇子やうちわで涼を取っておられるようなので、温度の変更は考えてません」 

>百貨店やコンビニも軒並み設定温度を1〜2度上げたが、こちらも苦情は少ないという。関西地区に約1900店あるローソンは一部の店舗で、冷房の設定温度を2度上げて27度にした。「チョコレートが溶け出さないぎりぎりの温度」だが、苦情はほとんどない。広報担当者は「外より少し涼しく感じられる今の温度が、実はちょうどいいのかも」と話す。 

涼しく、というよりも暑くない、の方が健康にいい、と。



◆ ◆ジンルイの生存戦略と化学物質の関係◆ ◆ 

07月28日 12:28 AFPBB
9.11テロの粉じんとガン発症の関連を否定、米政府報告書 
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2816655/7570167

うわ、眉つばな報告書が。

>現場で救助活動にあたった消防士や警官、その同僚らからは怒りの声が上がっている。報告書の結論は、米議会が今年初めに採択した9.11の救助活動で健康を害した救急隊員や消防士らを対象とした医療保障法案の支給対象に、ガン患者が含まれないことを意味するからだ。 

>彼らは、ガンに苦しむ多くの同僚を目にしており、WTCビルでの救助活動と発ガン性が無関連とは考えられないと主張する。



◆ ◆開発と環境破壊◆ ◆ 

07月21日 02:45 朝日新聞
熊本・五木ダム建設中止へ 知事が方針表明 
 http://www.asahi.com/eco/SEB201107200083.html

メモ。

>県によると、国の要請を受けて昨年10月から実施した検証の結果、04年から続いた洪水でダム予定地の下流約8キロにわたって川底が1〜2メートル削られ、流下能力が3割増えたことが判明。周辺は過去最大規模の洪水でも水があふれないことが分かったという。  

>蒲島知事は会見で08年に自身が白紙撤回を表明した川辺川ダム計画にも触れ、「球磨川水系全体として目指すダムによらない治水にも合致する」と説明 


07月26日 ナショナル ジオグラフィック
ダム撤去でサケは戻るか? アメリ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110726001&expand

>この100年間でクラマス川を遡上(そじょう)するサケの数は、数百万単位から10万以下に激減した。環境保護団体「アメリカンリバーズ」や地元の先住民族は、ダム建設が主因だと主張している。 

カリフォルニア州先住民族の一つ、ユロック族の漁業生物学者マイク・ベルチック(Mike Belchik)氏は、「われわれは太古の昔からクラマス川の魚に依存してきた」と話す。考古学的調査によると、この地では少なくとも9000年以上前から魚を捕って暮らしていたという。 

>「ユロック族とカルック族が初めてダムの撤去を要請した10年以上前は嘲笑の的だった」とベルチック氏は語る。 

>しかし、2001年から状況が変わる。干ばつが発生し、サケを守るために灌漑用水がせき止められ、農家が大ダメージを受けた。翌年はその反動で、州政府の判断により大量の川の水が灌漑に回され、サケの大量死が発生した。 

>「このときの大惨事から、農家と先住民族の話し合いが始まった」。農家の本音は灌漑用ダムの増設だが、最低限の農業用水確保が保証されたため今回の計画に合意した。 



◆ ◆世界の森林◆ ◆ 

07月28日 毎日新聞
ツンドラ:地球の肺、CO2排出源 炭素、火災で減少 米大チーム「吸収効果は相殺」 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/07/20110728ddm002040032000c.html

これまで何度か出ている話だが。

>アラスカでは近年、火災が多発している。地球温暖化で雪に覆われる期間が短くなり、ツンドラが乾燥。落雷などにより植物が燃え、土中の泥炭に燃え移るためだ。07年に起きた最大規模の火災は、東京都の面積の半分近い約1000平方キロに拡大し、推定で約200万トンの炭素が放出された。この量は北極圏のツンドラ全体が1年間で蓄える炭素の量とほぼ同じで、日本が09年度に排出したCO2に含まれる炭素の0・6%に当たる。 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

07月20日 11:28 AFPBB
絶滅危惧の希少テナガザル、大規模な群れをベトナムで発見 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2814063/7518464

07月22日 ナショナル ジオグラフィック
ファミリー、ベトナムの希少テナガザル 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011072205&expand

07月22日 ナショナル ジオグラフィック
歌で求愛、ベトナムの希少テナガザル 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011072206&expand

07月22日 ナショナル ジオグラフィック
毛づくろい、ベトナムの希少テナガザル 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011072207&expand

>世界中で絶滅の危機にひんしており、国際自然保護連合(International Union for the Conservation of Nature、IUCN)の「レッドリスト」によると、個体数は過去45年間で最大80%減少したと見られるという。 (AFP)

>コンサベーション・インターナショナルによると、中国では「実質的に」絶滅したと考えられる。ラオスではかなりの数が存在している可能性があるが、調査が行われていないため状況は不明だという。 (AFP)

ベトナムでも、生息域の破壊やペットとしての密猟、体の一部に薬理効果があるという迷信などの脅威にさらされているが、国境警備を強化するためのプーマット国立公園内の道路建設計画が「重大な脅威」を招くと、同団体は警告する。 (AFP)

>調査隊を率いたLuu Tuong Bach氏は、次のように指摘した。「プーマット国立公園内の銃規制は不可欠。公園を直接的に保護しなければ、ベトナムのキタホオジロテナガザルが近い将来全滅する可能性は高い」 (AFP)

>研究を率いたコンサベーション・インターナショナル(CI)のルー・トゥン・バク氏は、密猟が行われるのは主に食肉が目的の場合と、ペットとして販売する目的で子どもをとらえるために母親を射殺する場合があると言う。また国際自然保護連合(IUCN)によると、テナガザルの体の一部が民間療法に利用される場合もある。  (ナショジオ


07月20日 14:55 ロイター
ホッキョクグマの子ども、海氷減少で死亡率高まる=調査 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPJAPAN-22278820110720

07月21日 ナショナル ジオグラフィック
ホッキョクグマ、687キロを泳ぐ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110721002&expand

前のクリップでも記事が出ていたが、今回の方が詳しい。

ホッキョクグマは氷上で狩りや繁殖を行うものの、もともと水中で長時間過ごすことに適した生物ではなく、調査の共同執筆者である世界自然保護基金(WWF)のジェフ・ヨーク氏は、「温暖化により海氷が溶けたことで、一部のホッキョクグマは食料や住みかを求めてより長い距離を泳がされている」と指摘する。 (ロイター)

>調査では、ホッキョクグマのメス68頭に全地球測位システム(GPS)を搭載した首輪を装着し、2004年から6年間にわたって行動を追跡。その結果、1回の移動で48.28キロ以上を泳ぐこともあることがわかった。6年間での長距離移動は50回を数え、移動距離は最長で685.6キロ、移動期間も最長で12.7日間に達した。 (ロイター) 

>この首輪を装着した当時、子グマを連れたホッキョクグマは11頭。このうち5頭は子グマを失っており、死亡率は45%になる。一方、長距離を泳ぐ必要のなかった子グマの死亡率は18%だった。 (ロイター)


07月20日 ナショナル ジオグラフィック
鳥に食べられても生き延びるノミガイ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110720004&expand

これもどちらかというと、個人的興味に基づくメモ。

>与えられたノミガイのうちおよそ15%が消化器官を生きたまま通過したことが判明した。中には排泄された直後に子を産んだノミガイも1個体おり、この一風変わった“旅”はその生態には全く影響を与えなかったようだ。


07月21日 10:25 AFPBB
象牙5トンに点火、密猟撲滅へ決意示す ケニア 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2814769/7530713

07月21日 17:48 ロイター
ケニア象牙5トンを焼却、密猟の禁止を呼び掛け 
 http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-22306520110721

もったいながる人は多そうやねんけども、そうした欲望そのものが問題の根っこなんやから、重要をなくすことを重視すればこれはアリやと。 


07月21日 23:42 朝日新聞
アフリカの希少カメ密売容疑 大阪のペット店経営者逮捕 
 http://www.asahi.com/national/update/0721/OSK201107210217.html

覚えておく。大阪守口か。市内に住んどった頃なら自転車圏やな(やや遠いけど)。

>内藤真知(まさとも)容疑者(50)=同市八雲東町2丁目 

環境省によると、クモノスガメは05年にワシントン条約で絶滅のおそれがあるとされる「付属書1」に分類され、商取引が原則禁止された。禁止前に輸入されたことを示す登録票があれば売買でき、内藤容疑者は「死んだカメの登録票を流用した。ばれないと思った」と話しているという。 

あと、買うバカ欲しがるバカもとっちめてやりたいところだが(まあ騙された面もあるからなぁ)。


07月22日 12:31 ロイター
「海の食物連鎖」保護で小魚漁獲削減を−国際研究チーム 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011072200389

>国際的な研究チームは21日、小さな魚が海洋で果たす役割は大きいと指摘し、プランクトンからシロナガスクジラまで「海の食物連鎖」を保護するためには小魚の漁獲量を大幅に減らすべきだと勧告した。この研究結果は科学誌サイエンスに掲載された。 

>同チームは、これまでの海洋研究では、小魚の乱獲はタラ、マグロ、メカジキ、それにサケといった大きな魚の乱獲ほど注目されていなかったと述べた。小魚にはカタクチイワシイワシ、ニシン、サバ、シシャモなどが含まれる。 

やはり目立つもの、大きいものから関心が向くというのは致し方がないとはいえ。


07月22日 23:02 朝日新聞
ユビナガコウモリ、和歌山の洞窟に 近畿唯一の繁殖地 
 http://www.asahi.com/national/update/0722/OSK201107220217.html

国際コウモリ年。知らなんだ。

>2011、12年は国連などがコウモリの保護や理解を深めていくよう訴える「国際コウモリ年」。 

>長年、研究を続ける奈良教育大名誉教授の前田喜四雄さんによると、同町の洞窟は、近畿地方唯一の繁殖地で、約2万〜3万匹が生息。毎年6〜8月にかけて、出産と子育てのため、メスを中心に各地から集まってくるという。 

ちなみにニホン国内のコウモリの仲間はほとんどが益獣。害虫をたらふく食べてくれる。ありがたや。


07月25日 02:03 時事通信yahoo! 経由)
サンゴのゲノム初解読=白化現象解明、保護に期待―沖縄科技機構 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110725-00000012-jij-soci

07月25日 14:07 朝日新聞
サンゴの全ゲノム解読 世界初、沖縄のチーム 
 http://www.asahi.com/science/update/0725/TKY201107250092.html

>サンゴの全遺伝情報(ゲノム)を初めて解読したと、沖縄科学技術研究基盤整備機構の新里宙也研究員や佐藤矩行博士(京都大名誉教授)らが24日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。解読対象は沖縄周辺の海に生息する「コユビミドリイシ」。サンゴ礁を造るサンゴは細胞内に微小な藻類「褐虫藻」が共生し、光合成することで養分を得ている。研究成果は褐虫藻が抜けて白くなり、死滅に至る白化現象の原因解明に役立つと期待される。 


07月26日 17:02 紀伊民報yahoo! 経由)
白良浜でまたウミガメ産卵 この夏4回目 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110726-00000002-agara-l30

カメ!

>ウミガメは産卵する際、静かで暗い場所を好むとされている。同課の記録では、白良浜での産卵確認は年に1回あるかないかの状態が続いていた。 

>しかし、今年は7、10、24、25日と7月に4回も確認。25日も前夜同様、数十人の観光客が産卵を見守った。 

>ウミガメに詳しい串本海中公園センター(串本町)の飼育員吉田徹さん(29)は「産卵日から推測すると最低2個体はいるのでは。明るくてにぎやかな場所に上陸するだけでも珍しいのに産卵までして戻るとは、よほど人慣れしているか変わっているかのどちらかでは」と話している。 

産めよ殖えよ生き延びよ!!


07月16日 18:07 時事通信yahoo! 経由)
調査捕鯨、「中止」併記=大勢は「継続」も―水産庁報告書 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110726-00000097-jij-pol

07月26日 20:00 読売新聞(goo経由)
調査捕鯨、報告書に初めて「中止」の選択肢 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20110726-567-OYT1T00980.html

需要が減っている以上、ビジネスの形態も変わっていく。

反捕鯨団体による妨害で2月に活動中止に追い込まれた南極海での調査捕鯨の在り方について、水産庁が設置した委員会(座長・筒井信隆農林水産副大臣)は26日、報告書を取りまとめた。調査捕鯨に「毅然(きぜん)とした態度で継続するべきだ」との意見が大勢を占める一方、「国際的批判や費用対効果から縮小・中止するべきだ」との意見も少数あり、報告書には両論を併記した。 (時事)

>報告書では、「調査捕鯨は国際条約による正当な行為。悪質な妨害に屈することなく継続すべきだ」との多数意見をまとめる一方、米国や豪州などの反捕鯨国の批判が高まる中で、「国際的な理解が得られないなら、縮小または中止すべきだ」との指摘も明記。鯨肉の需要が減り、在庫は昨年末で過去最高の5000トン超に膨れ上がっていることにも触れ、「高いコストをかけ、危険を冒してまで必要ない」とも記された。 (読売)


07月27日 15:52 読売新聞
かんきつ類で味覚変わる?紀伊のサル、苦味OK 
 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110727-OYT1T00657.htm

進化、すげえ。

和歌山県三重県など紀伊半島に生息するニホンザルの一部は、苦味を感じる遺伝子が変異し、かんきつ類などの苦味を感じないことを、京都大霊長類研究所の今井啓雄准教授と大学院生鈴木南美さんらが発見した。 

>研究グループは、苦味感覚の進化を探るため、宮城県から鹿児島県まで全国約20地域に生息するサル計約400匹の遺伝子を調査。その結果、紀伊半島にすむサル集団の約3割から「TAS2R38」という遺伝子の機能変異が見つかった。他の地域のサルにはこのような変異が全くなかった。 

>この遺伝子には、かんきつ類やアブラナ(菜の花)などに含まれる特定の苦味物質を検知する機能がある。餌にこの苦味物質を塗って与える実験をしたところ、普通のサルは一切食べなかったが、変異があるサルは完食した。 



◆ ◆新種! ◆ ◆ 

07月28日 ナショナル ジオグラフィック
インドネシアで発見、新種トガリネズミ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011072801&expand

07月28日 ナショナル ジオグラフィック
短い寿命、新種トガリネズミ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011072802&expand#title

07月28日 ナショナル ジオグラフィック
毒のない唾液、新種トガリネズミ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011072803&expand

素晴らしい。

>「われわれの自然界に関する知識は、実はかなり限られている。スラウェシ島の生物種の数さえわかっていない」とエッセルスティン氏は話す。「各地に生息する種や、その進化の歴史を解明し、保護につなげるためにも、このような調査が重要なのだ」。  

ワンダー。まさに、ワンダー。



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆ 

07月20日 07:05 朝日新聞
被災地から魚の「投函」続々 川崎のおさかなポスト 
 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107190105.html

前にもこの話題出ていたが、もっと酷くなっているらしい。


07月26日 06:00 朝日新聞
ハワイにはいないはず…ヘビが野生化、小動物ピンチ 
 http://www.asahi.com/international/update/0725/TKY201107250774.html

持ち込みは やーめーてーくーれー!! いや、ほんまに。

>ヘビが生息していないはずの米ハワイ諸島で、ヘビが相次いで見つかっている。大半は違法に持ち込まれたペットとみられる。かつてヘビがはびこり、野生の動植物が絶滅や危機に追い込まれたグアムの二の舞いになりかねない、と地元は戦々恐々としている。 

火山列島から成るハワイにはもともと、大陸に分布するヘビは生息しておらず、小動物の「楽園」。そうしたハワイ特有の希少な野生動植物を守るため、ヘビの所有・持ち込みは重罪で、最大で20万ドル(約1600万円)の罰金及び3年以下の服役が科される。 



◆ ◆その他 動物系◆ ◆ 

07月21日 01:55 読売新聞
イモリの水晶体、16年で18回再生 
 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110721-OYT1T00091.htm

イモリ!

>イモリは脊椎動物では最も再生能力が強く、四肢や尾のほか、心臓や脳の一部を失っても再生できる。ただ、再生能力の維持期間はわかっていなかった。  

>江口さんは1994年、14歳程度とみられるアカハライモリ数匹を捕集し、目の水晶体を取り除いては再生させる実験をスタート。一線を退いた後も研究を続け、2010年までの16年間で計18回にわたり水晶体を再生させたが、18回目になっても形や遺伝子の働きは正常だった。アカハライモリの寿命は30年ほどと見られ、生涯にわたって再生能力を維持していることを確認した。 

アカハラ可愛いよ、アカハラ!!


07月21日 02:32 毎日新聞yahoo! 経由)
<ペット>ネット取引は対面説明義務化 夜間の店頭展示禁止 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110721-00000005-mai-soci

つか、金払って買うっつーこと自体、なんだかなぁ、っちゅー感じやねんけども。

>境省の調査では、ペットの購入先としてネットを含む通信販売やネットオークションを挙げた人は近年、5〜7%に上る。 

>大都市を中心に深夜にペットを売る店舗が増加。「ペットへのストレスを考えると規制が必要」として、午後8時以降は展示を禁止すべきだと判断した。 

>このほか、成長後にほえたりかんだりする問題行動を防ぐため、生まれてから一定期間に達しないペットを親から離して販売することも禁止する。禁止期間について、国内の業界は45日間を主張しているが、海外では56日間の事例もあるとして意見が分かれ、結論は先送りされた。母体への影響を懸念し、出産回数に制限を設けることでも一致したが、具体的な回数は今後協議することになった。 

全体的に、これでも甘いなあ、てなところ。56日でも早いよねえ。


07月21日 03:01 朝日新聞
ウミネコ、東京のど真ん中で子育て 上野のビルに巣30 
 http://www.asahi.com/national/update/0720/TKY201107200714.html

個人的興味に基づき、メモ。

>海鳥のウミネコは春、北海道や東北地方の海岸の岸壁や沖の小島で子育てをする。都内で姿を見かけるのは越冬期だけだった。しかし、4〜5年ほど前から、春から夏にかけても、都内で姿が見られるようになった。ただ、これまで繁殖は確認されていなかった。 

>樋口教授は今年6月末、上野の不忍池に近いビルの屋上で約200羽が集まり、20〜30のペアが営巣しているのを見つけた。複数の幼鳥もいた。 

ウミネコは近年、減農薬の水田が増えたことなどから、東北地方では内陸でも姿が見られるようになり、数も大きく増えている。生態への影響も含め、まだ不明な点が多い。


07月29日 07:08 朝日新聞
害獣被害、食べて解決 中部9県「ジビエ連合」発足へ  
 http://www.asahi.com/eco/NGY201107250074.html

>東海、北陸地方など9県の知事らと名古屋市長が集まった中部圏知事会議が25日、長野県諏訪市で開かれた。シカなどの害獣を野生動物を使った「ジビエ(野生の鳥獣)料理」として活用するために、各県で協力しあう方針を確認した。  

>中部圏は山間地も多く、農作物を食い荒らすシカやイノシシ対策は共通の悩み。農林水産省の統計では、野生鳥獣による農作物への被害額(2009年度)は東海3県で13億6千万円に上る。 
  

◇ ◇ ◇

多いが、何とか消化です(だいたい)。
次はいつか……間を置かないようにしたいと思います。


それではまた、次回に。

.

今日のトピックス、「炭素税で不人気に・豪」「カーボンオフセット市場の期待感は」「自転車シェア利用伸び悩み」「塗る太陽電池」「気候変動と森林」「国産材・地元材で住宅再建」「琵琶湖の外来魚」「増えるニホンジカ」「生活水路にメダカ復活・彦根」「長距離遊泳のホッキョクグマ幼獣の死亡率高い」「キタホオジロテナガザル、ヴェトナム」「アフガンのユキヒョウ」、など。

予想通り、連休明けは報道が多いこと多いこと。
と、いうことで、ガリガリと更新です。


◆ ◆みんな大好き、地球温暖化の話題◆ ◆ 

07月18日 19:06 AFPBB
豪ギラード首相、「炭素税」で支持率低下 
 http://www.afpbb.com/article/politics/2813947/7489796

御まんまの食いあげになるから反対、ということか。まー「脱原発」を言い始めてからの菅への風当たりの厳しさ(特に政治屋界隈での)と通じるものがあるような。


07月18日 毎日新聞
カーボンオフセット:市場への期待は縮小 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/07/20110718ddm016040004000c.html

>事業活動で排出された二酸化炭素を、森林整備や省エネなどで相殺する取り組み「カーボンオフセット」の市場規模見通しについて、今年は「拡大」「現状維持」「縮小」と答えた企業の割合はほぼ同数であることが、国際協力銀行の調査で分かった。前年は過半数が「拡大」だった。 

とはいえ、脱原発の流れで自然エネルギーへの振りかえ等の分野はビジネスチャンスでかそうやねんけども。



◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆ 

07月18日 01:02 朝日新聞
富山市の自転車シェア、利用伸び悩み 本当に「エコ」? 
 http://www.asahi.com/eco/OSK201107170225.html

確かに、使われないと宝の持ち腐れ。

>市環境政策課によると、事業開始から1年間の1日の平均利用回数は101.3回。ステーションに並ぶ135台のうち約2割は1日1回も使われていない計算になる。特に午後10時〜翌午前6時の利用は全体の約5%と少ない。 

>一方、市中心部に15カ所あるステーション1カ所あたりの電力消費量は月400〜500キロワットで、一般家庭の300〜400キロワットを上回る。レンタルの際に操作するスクリーンなどが電気を食うが、24時間いつでも利用できるのが売りなため、「節電は難しい」(同課)という。  

ふーむ……


07月19日 15:21 朝日新聞
塗る太陽電池、実用化めど 三菱化学、13年春ごろ発売 
 http://www.asahi.com/eco/TKY201107190319.html

えええーーっ! ナニコレ。

三菱化学が、光を電気に換える効率が実用レベルの10%を超える試作品づくりに、世界で初めて成功した。従来のガラス板で挟む結晶シリコンではなく、炭素化合物を使う。乾いて固まると「半導体」の役割を果たすようになり、配線を施せば、光に反応して電気を起こす。 

>煙突や高速道路の屋根など丸みがある物のほか、衣服など曲がる素材に対応できる。通常の太陽光パネルはガラス込みで厚さは数センチ必要だが、この方式だと1ミリ弱で済む。 

>塗る太陽電池は、変換効率が課題とされ、世界中で開発が競われてきた。三菱化学は成分や構造を見直し、変換効率10.1%と10%超えに成功。結晶シリコン系の約20%には及ばないが、薄型として市販される膜状シリコン系の太陽電池の水準に追いついた。 



◆ ◆世界の森林・ニッポンの森林◆ ◆ 

07月18日 13:05 AFPBB
気候における森林の役割、考えられていたより大きかった 研究成果 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2813565/7507385

>今回の研究では、1990〜2007年に森林が、大気中で主に二酸化炭素の形で存在する炭素を、年間約24億トン吸収したと推定している。これは化石燃料によって1年間に排出される炭素の3分の1にあたるという。 

>一方で論文は、食料や燃料生産、開発のため主に熱帯地方で進んでいる森林破壊によって、年間約29億トンの炭素が放出されたとしている。これは人類の活動によって放出される排出量全体の25%を超えるという。従来の研究では、森林破壊で放出される温室効果ガスの量は全排出量の12〜20%程度と考えられていた。 

温室効果ガスの吸収源としてまた放出減としての森林だけやなしに、森林は森林やから貴重やねんけどな。


07月18日 22:17 産経新聞yahoo! 経由)
坂本龍一さんが被災地を訪問し、木造仮設住宅を視察 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110718-00000566-san-soci

完全に自分用メモ。

>この支援プロジェクト「LIFE311」は地場産材を使い地元の工務店が建てることで、森林保全と雇用創出を促すもの。 

>木造仮設住宅の建築費は、一戸建て(29・8平方メートル、トイレ・風呂付きの2DK)で約300万円。今回、同町有地に建設した93棟分、合計約3億円を「LIFE311」の募金サイト(http://life311.more−trees.org/)で、いまも寄付を募っている。 

>坂本さんは19日、林業が盛んな住田町に対し、仮設住宅に限らず、中長期的な森づくりをともに進める上で、都市と地域との連携を強化する協定を締結する。 



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆ 

07月18日 13:13 毎日新聞yahoo! 経由)
外来魚:琵琶湖、新たに2種捕獲 「放流やめて」 「生態系乱す」と警鐘 /滋賀 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110718-00000136-mailo-l25

先週も京都新聞の話題を取り上げたが、今度は毎日の地方版で。

ヒレナマズ科の一種は草津市沖の南湖で漁業者が設置した駆除用の網に1尾(全長約36センチ)がかかっていた。アフリカのタンガニーカ湖の固有種で、魚種名が分からず、近大農学部に照会して判明した。 
 
>「アミア・カルバ」は長浜市沖の北湖で同じく漁業者の網で1尾(全長約44センチ)捕獲された。北米東部に広く分布し、観賞用として流通しているいう。 
 
>これで県内で確認された外来魚はオオクチバスブルーギルを除き、36種になった。 

>無許可放流は県漁業調整規則で処罰の対象になっている。同試験場は「漁業や固有の生物相に取り返しのつかない悪影響を与える危険性がある」と、無許可放流を強く戒めている 

放流ダメ、ゼッタイ!! 


07月18日 毎日新聞
レンジャー最前線:/3 南アルプスニホンジカから守る 
 http://mainichi.jp/life/ecology/archive/news/2011/07/20110718ddm016040006000c.html

まあ、いわゆる侵入種と見做して。

南アルプスの山岳地域ではお花畑の高山植物や森林の樹木の皮が急速な勢いでニホンジカに食べられています。植物の草丈や種数が衰退し、シカが嫌うマルバダケブキなどの限られた植物が優占するなど、植生が一変しつつあります。餌が枯渇すればこれらの植物も食べられます。絶滅危惧種も例外ではなく、生態系に大きな影響が出ています。 

南アルプスの高山帯にはもともとニホンジカはほとんど見られませんでしたが、90年代後半から、高い標高の地域に目立つようになりました。山小屋の管理人の目撃情報や赤外線センサーカメラを用いた調査から、稜線(りょうせん)への出没も確認されています。3000メートル級の山への侵出が確認されたことは衝撃でした。 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆ 

07月18日 08:39 京都新聞yahoo! 経由)
彦根の水路にメダカ復活 住民が清掃し水質が改善 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110718-00000001-kyt-l25

清掃、ありがたや。

>メダカが姿を見せだしたのは3年ほど前。今では複数の群れが泳いでおり、川端には涼を求める親子が集い、子どもが魚捕りや水遊びをする。近くの住民は「ひところはヘドロがたまり悪臭を放っていた。住民が定期的にヘドロを採り、落ち葉や雑草を清掃するなどし、メダカやサワガニがいる清流になった」と喜ぶ。 

>県琵琶湖博物館は「街中での生息事例はほとんど聞いたことがない。水質の改善や、緩い流れなどメダカの生息環境が整い、行き場が限られていたメダカが戻ってきたのでしょう」と推測 

いや、ホントにその努力に頭が下がる、としか。


07月19日 11:21 ロイター
長距離遊泳のホッキョクグマ幼獣の死亡率高い=専門家 
 http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011071900285

悲しい。

地球温暖化で北極界の氷が溶解が進んでいるため、母熊とともに長距離を遊泳しなければならなくなったホッキョクグマの幼獣は、遊泳する必要のない幼獣に比べ死亡率が高いことが新たな調査報告で明らかになった。 

>幼獣を伴って長距離を遊泳した11頭の母親のうち、5頭は遊泳中に幼獣を失い、死亡率は45%に達したことになる。一方、母熊とともに長距離遊泳する必要のなかった幼獣の場合は、死亡率は18%だった。ホッキョクグマ・インターナショナルの首席科学者であるスティーブ・アムストラップ氏は、「幼獣は脂肪が少ないため、長期間冷水に浸かっていることはできない」と説明する。 

温暖化、止めんとあかん。


07月19日 11:59 CNN
絶滅寸前のテナガザル、ベトナム北部で455匹の集団を発見 
 http://www.cnn.co.jp/fringe/30003420.html

キタホオジロテナガザル。おおーっ!

>世界のテナガザルは25種類すべてが絶滅の危険に直面しているが、その中でもキタホオジロテナガザルは特に深刻。最後の避難場所として保護地区を設けることが非常に重要だと、同会長は強調する。 

>一帯は高地に広がる密林だが、それを分断する道路の開発計画が進んでいる。道路開通の結果、外部から狩猟の手が伸びやすくなることも懸念される。チーム責任者は「プーマット国立公園を直接保護しなければ、近い将来、ベトナムからキタホオジロテナガザルは消えてしまう可能性が高い」と 

絶滅?⇒再発見⇒開発の危機、の例によって例の如くのいつものパターン(怒。


07月19日 ナショナル ジオグラフィック
生息多数、アフガンのユキヒョウ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011071905&expand

07月19日 ナショナル ジオグラフィック
天然の爪研ぎ柱、アフガンのユキヒョウ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011071906&expand

07月19日 ナショナル ジオグラフィック
残る危険、アフガンのユキヒョウ 
 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011071907&expand

特に真ん中の爪とぎ柱に馴染み入れしているところは、萌 え た ☆ !!
猫飼いなら、この仕草の愛らしさを理解し、身悶えするはず。

>「過去の記録から、これまでアフガニスタンユキヒョウについては約100頭という数字が使われている。実際の数は分からないが、この数字が(ほぼ)正しいとすると、数頭が失われるだけでも大問題になる」 

見出しで言うところの「多数」とは、現地の戦争の被害に対して比較的マシだった、という程度に受け取っておいた方がいい件について。


◇ ◇ ◇

今日はこれにて。残りのブログのメンテもありますので。
ではまた、次回。

今日のトピック、「シマチスジノリ、八重山初発見」、など。

連休なので、簡易更新。
というか、「原発さんニュースクリップ」の方もあるので。


◆ ◆希少種・絶滅危惧種◆ ◆

07月17日 10:35 琉球新報yahoo! 経由)
古井戸から絶滅危惧種 シマチスジノリ、八重山初発見

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110717-00000012-ryu-oki

環境省レッドデータブックで「絶滅危惧I類」に分類されている「シマチスジノリ」の可能性が高い。八重山チスジノリ属の生息が確認されるのは初めて。 

>島民が水不足と飢えに苦しんでいた時、1頭の牛が水源を掘り当てたという伝説が残る井戸。現在も豊年祭で使う水を採取するなど島民にとって神聖な場所となっている。 

マチスジノリが流石に判らなかったので、探した。
 ⇒http://fujukan.lib.u-ryukyu.ac.jp/ja/rdb/details.php?id=PB-00016&lang=ja
 
琉球大学資料館「風樹館」より。沖縄版レッドデータのきちんとしたサイトも設けてある。シマチスジノリはそこの1p。研究、ありがたや)

聖地だから荒らされずに済んでいる模様。ぜひ生き延びてほしい。


◇ ◇ ◇

記事が無ければ、明日は更新休む可能性もあります。
連休明けは報道がドッと増えるので、それに備えます。


それではまた、次回に。

.

今日のトピックス、「欧州のソーラーパネル」「コケで壁面緑化、高校生が」「大型捕食動物の減少、地球の生態系を破壊」「琵琶湖に新顔の外来魚、2種」、など。

少ないですが、諸事情で更新します。


昼間は、暑さに思考停止しています。


◆ ◆自然エネルギー系◆ ◆ 

07月15日 09:33 朝日新聞
高速鉄道に「ソーラートンネル」 ベルギー・オランダ間 
 http://www.asahi.com/eco/TKY201107130233.html

>ベルギー北部アントワープとオランダ・アムステルダム間の高速鉄道に「ソーラートンネル」がお目見えした。約3.4キロのトンネルの屋根に、1万6千枚の太陽光発電パネルを設置。6月から、発電した電力を動力や照明、信号、駅の空調などに使っている。 

>屋根の広さは5万平方メートルでサッカー場8個分。1年間で、約950世帯分が年間に使う電気とほぼ同じの330万キロワット時の発電ができる。 

ニッポンの中でもこういう「活かせば使える」アキ空間が結構あると思うねん。



◆ ◆都市緑化とエコロジー◆ ◆ 

07月16日 09:39 京都新聞yahoo! 経由)
コケマットで壁面緑化 桂高が環境教育優秀賞 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110716-00000006-kyt-l26

高校生すげえ。つか、バイオテクノロジー部、て。自分、爪の垢を煎じて飲ませてもらわんとあかんかも。

京都市西京区の桂高バイオテクノロジー部が、コケ植物を使った壁面緑化に取り組んでいる。軽量で品種によっては乾燥に強いコケの特性を生かした研究で、環境保全に寄与する企画を支援する全国コンテストで優秀賞に選ばれた。部員たちは「節電が求められる時代。自然の力でヒートアイランド現象を緩和させたい」と意気込んでいる。 

>研究では、長方形の浅い容器に土を敷き詰めて天然のコケを移植した「コケマット」の作成に成功。マットを小屋の壁面全体に並べた結果、室温が5〜6度下がる効果を確認した。一方、マットの軽量化や大量にコケを確保するための培養法の確立などが課題という。 



◆ ◆希少種・絶滅危惧種生物多様性◆ ◆ 

07月16日 12:15 AFPBB
大型捕食動物の減少、地球の生態系を破壊 米研究 
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2813455/7502967

キーストン種について、さらに掘り下げた研究の報告ということでいいのかな。

>サメやライオン、オオカミといった大型の捕食動物の数は世界全体で減少傾向にあるが、その結果、地球の生態系全体に異常な変化が起きているとする論文が14日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 

>例えば米ユタ(Utah)州では、クーガーが減ったためにシカが爆発的に増えてしまった。増えたシカがどんどん植物を食べた結果、各地の小川の流れが変わり、生物多様性も減少してしまった。 

>またアフリカでは、密漁によってライオンとヒョウがいなくなった結果、アヌビスヒヒの数が急増し、このヒヒたちの腸内寄生虫が近くに住む人間に感染している例もある。 

>一方、海では20世紀の商業捕鯨でシャチの食性が変化し、以前よりも多くのアシカやアザラシ、ラッコなどを食べるようになり、これらの動物の生息数が劇的に減った。 

>論文の主著者である米カリフォルニア大学サンタクルス校(University of California at Santa Cruz)のジェームズ・エステス(James Estes)教授は「科学者や資源保護の関係者は、主に下位から上に向かって生態系を検討してきたが、それでは非常に複雑な方程式の半分しか見ていないことになる」 

AFP以外の報道がないか、探したいけれども、余力がない……



◆ ◆侵入種・移入種・外来種◆ ◆ 

07月15日 22:59 京都新聞yahoo! 経由)
琵琶湖、新たな外来魚2匹 計36種類に 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110715-00000025-kyt-l25

滋賀県水産試験場は15日、琵琶湖で先月、アフリカ・タンガニーカ湖の固有種でヒレナマズ科の「ディノトプテルス・クニントニィ」と北米に分布する「アミア・カルバ」の外来魚2匹を確認したと発表した。琵琶湖で見つかった外来魚は計36種類となった。県は外来魚を放流しないよう求めている。 

>ディノトプテルスは草津市沖で見つかり、近畿大で同定した。全長36・3センチ、重さ339グラム。魚類を中心とした雑食性という。 

>またアミアは長浜市沖で捕獲された。全長44・2センチ、重さ1012グラム。魚類のほか、水生昆虫や小型哺乳類も食べるといい、観賞用として人気がある。 

どうしてこう頭の悪い輩が減らないんやろ……


◇ ◇ ◇

余力がないので、今日はこれにて。
それではまた、次回に。

.